2012/03/28

ワタクシは全面的に同情できません。

ずいぶん前の話ですが、
昨年の夏にウチの部署の課長が退職し、
その理由をワタクシなりに想像した
という内容の投稿をさせていただきました。

かれこれ、半年近くたつのですが、
先日、同僚と話をしていてて、退職した理由がわかってきました。


この課長は能力が高く、また、やる気マンマンでしたので、
入社1年くらいで管理職に抜擢されました。

しかし、管理職としての仕事をあまりさせてもらえなかったようです。
上司に色々と申し入れをしていたのですが、ほとんど採用されなかったのす。


ウチの会社での管理職の位置づけは、

  1. 部下の指導ができること
  2. 業務管理ができること
  3. 所属部署の業務の全てが理解でき、遂行することができること


となっています。
つまり、このことをさせてもらえなかったということのようです。

んで、結局、やる気をなくしてしまい、
そんなんだったら、管理職を辞退させて欲しい。

と言うことになったのです。

おそらく、管理職の辞退を受け入れてもらえなければ、退職するというのも
彼なりの自己主張であり、条件だったのでしょう。
その条件を受け入れてもらえなかったので、辞めざるを得なくなった。
ということが真相のようです。


ある意味、同情できる部分はあります。
しかし、ワタクシは全面的に同情できません。

ウチの会社はあくまでもオーナー会社です。
社長が発行株式の半分以上持っていますので、絶対的な権限を持っています。
後継者も決まっています。

上司は役員でありますが、創業家と何ら関係はありません。
なので、権限としても担当している部署だけで、経営的な権限は名目だけ。

そういう会社です。

なかなか自分の意見を通そうと思っても通らないです。
いい意味も悪い意味もオーナー会社の側面です。

もちろん、自分のために働くのですが、
意味合いとして、半分は創業家のために働くようなもの。
会社が傾いた時には創業家が全責任を取るのです。

それがオーナー会社ってもんです。

入社して1年チョイのワタクシですら、そういうことはわかります。
なので、ある程度の割り切りは必要です。

ワタクシより年上の方でしたので、
それくらいわかるでしょ。と思います。

そんなもんよ。
と思う、今日この頃です。
ドライすぎますかね?

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